Google、フィンランドAI基盤へ130億ユーロ

投資と雇用効果

2年で130億ユーロ投資
建設期に3万7000人超支援
年36億ユーロのGDP寄与

電力網への対策

原発稼働を2050年まで支援
新規陸上風力629MW契約
94MW蓄電池で系統安定

地域人材を育成

地域へ3100万ユーロ投資
4400人超にAI再教育
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Googleは2026年9月9日、今後2年間でフィンランドのデジタル基盤、クリーンエネルギー、経済連携に130億ユーロを投じると発表しました。検索、地図、Geminiなどの需要増に対応するため、ハミナ、カヤーニ、ムホス、バーラでデータセンターなどを拡充します。同社によれば、欧州で過去最大の単一投資です。

2027〜28年の初期建設段階で全国3万7000人超の雇用を支え、フィンランドのGDPに年36億ユーロ寄与する見込みです。全面稼働後はエンジニア、警備、給食など数千人の恒久雇用を支えます。

北部・中部の立地は、発電地に近い場所で電力を使い、送電網の偏りを抑える狙いです。委託調査では、仮にオウル・カヤーニ地域へ1GWの新規需要を置くと、南部に置く場合より20年間で消費者負担を推計5億2000万ユーロ減らせるとしました。

ロビーサ原発の稼働延長を支える22年の電力購入契約により、同発電所の2050年までの運転と設備増強を後押しし、国内電力供給の10%を維持します。さらに新規陸上風力の契約総量を629MWへ増やし、2027年後半の稼働を見込む94MW蓄電池で価格変動と需給のずれを抑える計画です。

地域面では今後4年間に4自治体へ3100万ユーロを投じ、4400人超の労働者にAIスキル研修、学生100人にデータセンター職向け訓練機会を提供します。自治体住宅の太陽光学校・スポーツ施設の蓄電池・ヒートポンプも支援し、AI基盤の拡大と地域の電力負担軽減を組み合わせます。