OpenAIなど3社、ロビー支出が過去最高
出典:The Verge
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米国の連邦開示資料によると、OpenAI、Anthropic、NVIDIAは2026年7〜9月期、議会やホワイトハウス、連邦機関へのロビー活動に計約580万ドルを投じ、3社そろって四半期として過去最高を記録しました。AIの安全性、サイバーセキュリティー、輸出規制、子どもの保護などを巡る制度設計が事業に直結するなか、各社が政策形成への関与を強めています。
支出額はNVIDIAが220万ドルで最多となり、Anthropicが210万ドル、OpenAIが150万ドルで続きました。Microsoftが2021年以降、四半期ごとに少なくとも200万ドル、Googleが定期的に300万ドル超を投じてきたことを踏まえると、金額自体は大手IT企業の水準から突出してはいません。
Anthropicは、子どものオンライン安全法案に含まれるAI条項、AI Overwatch Actの輸出規制、データセンターのエネルギー費用を開発事業者に負担させる法案などについて働きかけました。対象には議会だけでなくホワイトハウスも含まれ、政策課題を幅広く押さえています。
OpenAIは、先端モデルのサイバーセキュリティー評価、AI安全監督の枠組み、情報共有に関する反トラスト法上の保護、著作権などを巡り関係機関と接触しました。NVIDIAは6G、責任あるAI設計、競争政策、量子コンピューティング、輸出管理を取り上げました。
Appleも同じ四半期に過去最高の310万ドルを支出し、知的財産、関税、子どものオンライン安全、競争、国内半導体生産などに関与しました。中間選挙を控え、データセンター開発やAI安全が有権者の関心事となるなか、AI企業にとって政策対応は事業戦略の一部になりつつあります。