Microsoft、学校AIに契約で執行可能な安全基準

安全と個人情報

生徒・教職員データの学習禁止
収集データの最小化
AIコンパニオンの禁止

導入時の統制

リスク判断の人間審査
家族への平易な仕組み説明

契約化の背景

11月からの契約追加
大都市2学区の1年間禁止
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Microsoftは2026年9月9日、米国第2位の教員組合AFTとニューヨーク市の加盟組合UFTとの合意に基づき、学校向けAIの安全・プライバシーに関する10原則に合意しました。採用した学区が契約条項として履行を求められる仕組みで、生徒・教職員データをモデル学習に使わず、AIコンパニオンを禁じ、高リスク判断に人の審査を義務づけます。

原則は、Microsoftが収集するデータを当初から限定し、ツールの仕組みを家族に平易な言葉で開示することも求めます。児童生徒や教職員の情報をAI開発へ転用しない約束と合わせ、学校が導入時に確認できる具体的な基準を示しました。

学区は11月から、新規または既存のMicrosoftとの契約に10原則を加えられ、契約全体を再交渉する必要はありません。これにより安全策は単なる自主方針ではなく、採用学区が執行できる契約上の条件になります。

背景には、ニューヨーク市とロサンゼルスの2大学区が、多くの生徒向けAIツールを1年間禁止した動きがあります。両学区はこの期間に適切な用途と安全策を検討し、保護者や一部教員からはAIや画面利用への反発も出ています。

AFTは教育現場のテクノロジー利用に批判的な一方、AnthropicMicrosoftOpenAIが資金を出す2300万ドル規模の教員向けAI研修拠点も発表していました。同組合は、法的に執行できなければ単なる希望事項にすぎないとして、今回の契約条項の必要性を強調しています。