Cognition、評価額250億ドルで10億ドル調達
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AIコーディングエージェント「Devin」を開発するCognitionが、プレマネー評価額250億ドル(約3.7兆円)で10億ドル超の資金調達を実施したと発表しました。2025年9月に評価額102億ドルで4億ドルを調達してからわずか8カ月で、企業価値は約2.5倍に跳ね上がった計算です。
今回のラウンドはLux CapitalとGeneral Catalystが主導し、既存投資家のFounders Fundや8VCに加え、Ribbit Capital、Atreides、Layer Globalが新たに参加しました。大手VCがこぞって出資した背景には、AIコーディング分野で独立系スタートアップが生き残れるという確信があります。AnthropicのClaude Code、OpenAIのCodex、GoogleのJulesなどプラットフォーム企業が市場を席巻するとの見方が支配的だった中での大型調達です。
Cognitionは2025年にWindsurfの残存資産を買収し、技術基盤を拡充してきました。現在の顧客にはメルセデス・ベンツ、NASA、ゴールドマン・サックス、サンタンデール銀行といった大企業が名を連ねています。年間経常収益(ARR)は4億9,200万ドルに達し、エンタープライズ向けDevinの利用量は過去6カ月にわたり月次50%の成長を続けています。
今回の調達は、AIコーディング市場における競争構図に重要な示唆を与えます。モデル開発元が自社ツールで市場を独占するシナリオが有力視されてきましたが、Cognitionの急成長は、エンタープライズ顧客が専業プレイヤーの実行力を評価していることを示しています。独立系AIコーディングスタートアップにとって、追い風となる資金調達といえるでしょう。