OpenRouter、評価額13億ドルで1.1億ドル調達

資金調達の概要

Series Bで1.13億ドル調達
CapitalG(Alphabet系)が主導
評価額1年で約2.4倍
前回はa16z・Menlo主導で4000万ドル

急成長の背景

400超のAIモデルに対応するゲートウェイ
月間処理トークン数100兆、半年で5倍
利用者数は世界で800万人に到達
エージェント時代のマルチモデル需要が追い風
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2023年創業のAIゲートウェイ企業OpenRouterが、シリーズBラウンドで1億1300万ドル(約170億円)を調達しました。リードはGoogle親会社Alphabetの成長投資ファンドCapitalGが務め、ポストマネー評価額は約13億ドル(約1950億円)に達しています。2025年6月のシリーズA時点の推定評価額5.47億ドルから、わずか1年で2.4倍に跳ね上がった計算です。

OpenRouterはAnthropicOpenAIGooglexAIDeepSeekなど400以上のAIモデルへのアクセスを一元提供するゲートウェイサービスです。企業やAI利用者はタスクに応じてモデルを切り替え、コスト最適化や精度向上を図ることができます。現在の利用者数は世界で800万人に上ります。

成長速度も際立っています。月間処理トークン数は100兆に達し、半年前の週5兆トークンから週25兆トークンへと5倍に増加しました。AIの活用がモデル学習から推論、さらにエージェントへと移行する中で、用途に応じたモデル選択の需要が急拡大しています。

OpenRouterの躍進は、企業がSaaS時代のようにAIモデルの単一ベンダーに固定される未来ではなく、マルチモデルを前提としたアーキテクチャへ向かっていることを示唆しています。特定モデルへのロックインを避け、最適なモデルを選択する「AIゲートウェイ」という新たなインフラ層の重要性が、今回の大型調達によって改めて裏付けられました。