マスク氏のAmerica PAC、民主党攻撃に資金集中
鮮明な資金配分
民主党攻撃へ重点配分
共和党支援の2倍超
重要州の上院選に集中
出典:WIRED
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イーロン・マスク氏が創設し、主要資金提供者を務めるスーパーPAC「America PAC」は2026年11月の中間選挙で、連邦議会上院の接戦州に数百万ドルを投入しています。WIREDの追跡によると、共和党候補への支援より民主党候補への反対に重点を置き、議会の支配を左右する選挙へ資金を絞っています。
配分の差は明確です。共和党候補を支援する1ドルに対し、民主党候補への反対に投じた額は2ドル超に上ります。
テキサス州では、民主党のジェームズ・タラリコ候補への攻撃に約900万ドルを投じた一方、共和党のケン・パクストン候補の後押しは約100万ドルでした。オハイオ州やアイオワ州の上院選でも、同様に標的を絞った支出が確認されています。
対象は、民主党が上院の支配権を奪還する道筋となる選挙です。民主党が議会を掌握すれば、マスク氏と関連企業への調査や召喚、規制圧力が強まる可能性があるとWIREDは指摘しています。
America PACは2024年、ドナルド・トランプ氏の大統領選勝利を後押しするため2億6000万ドル超を支出しました。今回は総額を抑えながら、上院の勢力図を左右する選挙に集中する選別型の資金戦略へ切り替えています。
この動きは、技術業界の富が選挙と政策形成に及ぼす影響を測る材料です。経営者や投資家にとっては、議会構成の変化が調査、規制、政府調達へどう波及するかが焦点になります。