Google、低排出鋼9.1万トン分の証書契約
水素製鉄の仕組み
スウェーデン北部で建設
再エネで水素を製造
石炭不使用で最大95%削減
出典:Google公式
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Googleは2026年9月17日、スウェーデン北部ボーデンでStegraが建設する、世界初の大規模なグリーン水素型の低排出製鉄所を支援する契約を発表しました。同社は操業初年度に生産される鋼材のうち最大9万1,000トン分の環境価値証書(EAC)を受け取り、需要を示すことで新技術の普及と資金調達を後押しします。
従来の製鉄は鉄鉱石の処理に石炭を使いますが、Stegraの工場は再生可能電力でグリーン水素を製造し、水素と鉄鉱石を反応させて鉄を生産します。Stegraは、石炭を工程から外すことで、従来の高炉製鉄に比べ排出量を最大95%削減できると見積もっています。
生産する鋼材は、国際エネルギー機関(IEA)が定めるニアゼロ排出鋼の基準を満たす設計です。EACの購入は持続可能な材料への需要を生み、建設に伴う排出への対応や、初期段階にある技術の規模拡大と資金調達を後押しする仕組みです。
GoogleはSustainable Steel Buyers Platformなどの連合体にも参加し、低排出の建材を市場に増やして自社事業へ取り入れる方針です。同社は、こうした建材によりデータセンター設備の建設時に生じる内包炭素を最大40%削減できると見積もっています。
Googleは2025年、低炭素コンクリートや低炭素鋼、または両方を20件超の建設案件で導入しました。今回も証書購入を通じ、低排出鋼の供給拡大を支える方針を示しています。