Microsoft、Copilotアプリ統合し不振機能廃止
統合アプリの展開
不振機能の終了
背景と業界動向
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マイクロソフトは8月13日、個人向けのCopilotアプリと法人向けのMicrosoft 365 Copilotアプリを1つの新アプリに統合すると発表しました。モバイル版とウェブ版は8月中旬から、Windows版とMac版は9月中旬から順次配信され、両アプリの利用者は自動的に新アプリへ移行します。背景には、複雑化したCopilot製品群を整理し、ChatGPTやGeminiに対抗できる一体型サービスに作り直す狙いがあります。
統合に合わせて、成果が振るわなかった一部機能も終了します。ポッドキャスト生成機能やDeep Research、グループチャット機能は8月18日をもって利用できなくなり、実験的機能を集めたCopilot Labsも廃止されます。有料の法人向けプランでは、Deep Researchの代替として新機能「Researcher」が提供される予定です。
愛らしいキャラクターとして親しまれてきたアニメーション型アシスタント「Mico」も姿を消します。移行期間中は他の一部機能も一時的に利用できなくなる可能性があり、単独版Copilotアプリで作成したファイルはOneDriveへ自動的に移されます。
統合後もアカウントの扱いは維持され、個人用のMicrosoftアカウントと組織向けのMicrosoft Entra IDは引き続き切り離されます。企業向けのセキュリティやコンプライアンス、政府機関向けの管理機能にも変更はなく、基本的なCopilot機能は無料のまま提供が続きます。
米メディアの報道によると、Copilotを統括するマイクロソフト幹部は社内メモで、同アプリが顧客の生活の中で「存在する権利」を得る必要があると述べ、機能しないサービスからの撤退を求めていたといいます。今回の統合は、年内に計画される「スーパーアプリ」構想への布石であり、AnthropicのClaudeやOpenAIのChatGPT、GoogleのGeminiでも進む機能統合の流れに歩調を合わせる動きといえます。