Gemini月間利用者10億人、Google史上最速で到達

アプリ単体で10億人

月間10億人のアプリ利用者
Google製品で14番目の到達
検索やAI Modeの利用者は除外

音声画像が主役

利用者の63%音声入力
5回に1回がカメラや画面共有
1日1.5億枚画像生成

ChatGPTとの差

ChatGPTは7月に週10億人
iOS 1億人超の利用者
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GoogleのCEOサンダー・ピチャイ氏は8月11日、対話型AIアプリ「Gemini」の月間アクティブユーザーが10億人を突破したとX上で明らかにしました。10億人規模に達したGoogle製品はこれで14個目ですが、Geminiはその中で最速での到達となります。検索Gmailに組み込まれたAI機能は含まず、アプリとウェブ版で直接プロンプトを入力した利用者だけの数字です。

成長の速度は推移にも表れています。Geminiの月間利用者は今年2月時点で7億5000万人、7月の決算発表時点では9億5000万人でした。半年で2億5000万人を積み増した計算で、日次利用者はこの1年で3倍になったとGoogleは説明しています。

一方のOpenAIは8月6日、AIの使われ方をまとめたブログ記事の中で「10億人以上がChatGPTを仕事で使っている」と控えめに公表しました。同社は2月時点で週間9億人と発表しており、週間10億人に届くまで5カ月を要した形です。規模ではChatGPT、勢いではGeminiという構図が見えてきます。

使われ方のデータも合わせて公開されました。利用者の63%音声Geminiに話しかけており、音声だけで使う層も増えています。リアルタイム対話機能Gemini Liveでは5回に1回がカメラ映像や画面共有を伴い、DIYや学習の現場で目の前の課題解決に使われているといいます。

画像生成の規模も無視できません。Gemini1日1億5000万枚画像を生成しており、中小企業が販促物の制作に使う例が目立ちます。学校関連の質問では38%に添付ファイルが伴うことから、Googleは数週間以内に学習支援ツールを追加する予定です。

注目すべきは内訳です。iOS版の利用者は1億人超にとどまり、残る大半はGeminiがプリインストールされたAndroid端末の利用者とみられます。OSの配布力がそのまま利用者数に効く構図で、OpenAIが独自ハードウェアの開発を急ぐ理由もここにあります。