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英国のAIインフラ企業Nscaleは2026年3月、シリーズCラウンドで20億ドルを調達し、企業評価額が146億ドルに達したと発表した。同社の元Meta COOシェリル・サンドバーグ、元英国副首相ニック・クレッグらが新たに取締役会に加わった。
今回の調達はNvidiaやDell、Blue Owlなどが参加するプレシリーズCのSAFE4億3300万ドルを含む総額であり、Goldman SachsとJPMorganが支援に関与していることからIPO準備との見方が広がっている。CEOのジョシュ・ペイン氏は「今年中にも上場を検討」と述べた。
Nscaleはノルウェーの上場企業Akerとの合弁事業「Stargate Norway」を完全管理下に移行することで合意した。同プロジェクトは2026年末までにNvidiaのGPU10万基稼働を目指し、OpenAIが初期顧客として名を連ねている。
事業提携面ではMicrosoftとの契約拡大により、欧州3拠点と米国1拠点のデータセンターに約20万基のNvidia GPUを展開することが決まっている。DellやNvidiaも今回のシリーズCに出資しており、戦略的連携が一段と深まっている。
Nscaleはエネルギーからデータセンター、コンピューティング、オーケストレーションソフトウェアまでの垂直統合モデルを採用し、低コストの再生可能エネルギーを活用しながら欧州・北米・アジアでのインフラ拡充を加速させる方針だ。