OpenAI、データセンターを「計算キャンパス」と呼称

電力対策と新名称

新たに「計算キャンパス」と表現
送電網保護策を発表
地域の電力負担に対応

名称変更に批判

環境負荷は残るとの指摘
住民懸念への実策を要求
AI設備建設への反発が背景
詳細を読む

OpenAIはAI向けデータセンターを「計算キャンパス」と呼ぶ表現を使い始めました。The Vergeによると、同社は送電網への負荷を抑える「Grid Protectors Program」を発表した文書で新名称を多用し、データセンターという語は約900語中2回にとどまりました。

同プログラムはジョージア州エフィンガム郡の計画施設から始める予定です。OpenAIは、地域の電力網に負荷をかけた費用を負担し、異常気象や緊急時にも地域の電力供給を維持する考えを示しています。

同社は新施設について、電力需要を柔軟に調整できる点などを従来型施設との違いとして挙げました。一方、報道では、名称変更はAIインフラ建設への政治的反発を和らげる広報施策との見方も紹介されています。

環境団体や地域問題に取り組む関係者は、呼び名を変えても電力や環境への負担、近隣住民の懸念は解消しないと批判しました。地域の電力負担や環境影響に対する具体策を示せるかが、今後の事業展開を左右します。