米投資会社Disruptive、100億ドル基金を組成

大型集中投資

後期企業10社以上への投資
1社最大10億ドル

AIと防衛に重点

資本集約分野への集中
Groqなどへの投資実績

調達手法を転換

初のブラインドプール基金
案件別資金調達からの転換
詳細を読む

ダラスを拠点とする投資会社Disruptiveは2026年10月27日、AIと防衛を中心とする後期段階の企業10社以上に投資する100億ドル規模の新ファンドを発表しました。1社あたり最大10億ドルを投じる集中型の運用で、資本集約型の成長企業を支えます。同社初のブラインドプール型で、テキサス州史上最大のベンチャーファンドです。

投資家は投資先が決まる前に資金を約束します。Disruptiveはこれまで、案件ごとに特別目的会社を設けて資金を集めてきたため、今回のファンドは調達手法の転換となります。

新ファンドが重点を置くのは、巨額の成長資金を必要とするAIと防衛の後期企業です。同社はこれまで、半導体企業Groqや音声生成AI企業ElevenLabsのほか、Palantir、Airbnb、Spotifyにも投資してきました。

Wall Street Journalの報道では、同社は今月初めまでに少なくとも75億ドルの出資約束を確保していました。今回発表した100億ドルの規模は2026年で最大級の資金調達で、少数の企業へ大型資金を配分する方針を明確にしています。

Bloombergの報道によると、Disruptiveはスタートアップに投じた約19億ドルに対し、60億ドル超を投資家へ還元したと説明しています。大型資金の新たな供給源となる一方、投資対象は後期段階の10社以上に絞られるため、企業側には成長段階と重点分野の適合が重要です。