Nirva、本人の声だけ拾う装飾品で3300万ドル調達
出典:TechCrunch
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Nirvaは2026年10月22日、本人の声だけを常時拾う装飾品型AI端末を手がけるため、プレシリーズAで2500万ドルを調達したと発表しました。年初に確保した800万ドルと合わせた累計は3300万ドルです。周囲の声を除外し、処理後に音声と書き起こしを残さない設計で、常時録音への懸念に応えながら個人向けAIウェアラブル市場へ参入します。
Nirvaは2025年、Meta Reality Labs出身者2人と装飾品ブランドの創業者が設立しました。最初の端末はペンダントとブレスレットの2通りで装着でき、重さは約8グラムです。1回の充電で最長3日間使え、価格は249ドルに設定しました。
利用者は初期設定で自分の声を登録し、端末はその情報を基に周囲の人の会話やデータを除外します。このため、記録の対象は装着者の発話に限られます。会話の処理後は音声と書き起こしを標準で保存せず、音声を破棄する前に調子、高さ、音量、速度を捉えて感情に関する洞察へ生かします。
同社は生産性向上の道具ではなく、個人の自己理解を支えるサービスと位置付けています。連携アプリは発話を解析し、感情や話し方のほか、一緒にいる人や訪れた場所などの傾向を推定します。その結果から行動項目やリマインダーを示し、自己理解や自己認識の向上を促す考えです。
受注は11月に始め、初期利用者への出荷を年末までに開始する計画です。色は銀、つや消し銀、黒、金の4種類をそろえます。Tayaなどの装飾品型端末やFriend、Beeなどの相棒型機器が競うなか、Nirvaは本人の声だけを拾う仕組みと自己理解への用途で差別化を図ります。