ハーバード大調査、男性はAI知識を過信
知識と確信の男女差
男性53%が架空幹部を認知
女性は不明回答が平均3.3問
男女の誤答率はほぼ同水準
出典:WIRED
詳細を読む
ハーバード大学の研究者は2026年10月14日、5,400人超の米国人を対象にした調査を公表し、男性は女性よりAIを頻繁に使い、事実問題の正答も多い一方、存在しないAI幹部を知っていると答えるなど、知識への過信が強いと示しました。この男女差は、AIを巡る専門家の選ばれ方や報道の偏りにもつながる可能性があります。
架空のスーザン・ミルナーとクレイグ・ダルトンを知っていると答えた男性は53%、女性は40%でした。実在する元OpenAI最高技術責任者のミラ・ムラティの認知率も男性53%、女性38%で、男性の強い確信が浮かびます。
知識問題では、男性の正答数が平均で多い一方、男女の誤答数はほぼ同じでした。差を生んだのは「分からない」という回答で、12問中の平均は女性3.3問、男性2.3問でした。
1年間のAI報道を調べると、見出しで男性が名指しされた回数は女性の14倍超でした。引用された専門家も75%が男性で、AI人材に占める女性の約29%を踏まえても、男性への偏りが確認されました。
感情面では男女とも「懸念」が首位でしたが、女性は懸念や恐怖、不安がより強く、男性は好奇心や熱意、興奮など全ての肯定的感情を高く評価しました。AIの用途や将来に未解決の問いが多い今、調査責任者は、専門家や報道が「分からない」と言える余地の重要性を訴えています。