Flox、野生動物対策AIで1000万ドル調達へ
現場で動くAI
端末内での動物識別
種別に応じた警戒音
導入と収益
3地域で約150台稼働
機器販売と年額課金
拡大計画
1000万ドル調達計画
数千台への展開目標
出典:TechCrunch
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スウェーデン発のFlox Intelligenceは2026年10月13日、道路、鉄道、空港から野生動物を安全に遠ざけるAI端末の展開を拡大するため、1000万ドルのシリーズA調達を始めました。動物の種類と行動を端末上で判別し、信号を変えて慣れを防ぐ仕組みで、現在約150台の配備を数千台へ増やす計画です。
野生動物との衝突は交通事業者に大きな損失をもたらします。アメリカの民間航空では1990〜2025年に年平均約2億7200万ドルの費用が生じ、フランスでは迷い込んだ動物が年間8000本超の列車に影響しています。
Floxの電池式端末は動きを感知するとカメラを起動し、クラウドへ送らず端末内のAIで近くの動物を識別します。その後、種類に応じた音を発して動物を遠ざけます。経験から学び反応を変えるため、動物が同じ信号に慣れることも防ぎます。
約150台が北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアの空港周辺、道路、鉄道、国立公園、農地などで稼働しています。同社は機器を販売し、初年度後からソフトウェアとAIの年額利用料を得る仕組みです。鉄道メーカーAlstomなどには、車両でソフトウェアを使うOEM契約も提供しています。
同社はこれまでに約500万ドルを調達し、2026年の売上高を約150万ドルと見込んでいます。今回の資金は端末を数千台へ増やし、野生動物以外の用途にも基盤を広げるために使う計画です。将来は列車、車、ドローンなど屋外で動く機械にもソフトウェアを搭載できる状態を目指します。