OpenAI、企業のAIエージェント防御で首位

防御基盤の勢力図

OpenAI採用率40%
大手5社への集中99%
専門事業者の比率約1%

運用現場のリスク

事故・未遂の経験率59%
共有認証情報の利用率62%
隔離重視の回答率9%

次の投資判断

1年以内の導入予定91%
予算10%以下の組織76%
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VentureBeat Intelligenceは2026年8月、従業員100人以上の組織を対象に、AIエージェントの安全対策を調査しました。主要な防御基盤を挙げた106組織の40%がOpenAIの組み込みガードレールを選び、Microsoft Azureの22%を上回って首位となりました。この比率は7月の21%から上昇しています。

OpenAI、Microsoft Azure、Google Cloud、Anthropic、AWSの5社は、主要な防御基盤を挙げた組織の99%を占めました。一方、専門のセキュリティ・ID事業者は約1%にとどまり、モデル・クラウド事業者への集中が鮮明です。

運用中または試験導入中の109組織では、過去12カ月にAIエージェントによるセキュリティ事故かニアミスを経験した割合が59%、確認済み事故は30%でした。ただし、7月の55%から8月の59%への差は統計的に明確ではなく、増加とは断定できません。

本番運用する68組織の62%は、APIキーや人・サービスアカウントの認証情報を一部または全部のエージェントで共有していました。個別IDを全エージェントに与えた組織は38%で、高リスクなエージェントの隔離を中心に据える回答も全体の9%にすぎません。

OpenAIを主要基盤とする42組織の43%は「攻撃者が防御側より先行」と答え、ほかの基盤を選んだ64組織では16%でした。ただし調査は実際の露出度や因果関係を測っておらず、OpenAI採用が差の原因とはいえません。

事故・ニアミスを経験した運用・試験導入組織の91%は、12カ月以内に新たなエージェント防御策を導入する予定で、未経験組織は45%でした。それでも運用・試験導入組織の76%は、AI・エージェント防御への配分をセキュリティ予算の10%以下に抑えています。