AIのAtaraxos、Stratego強豪に15勝1敗

対戦結果

15勝1敗4分け
最高峰選手への勝利
16基のGPUで学習

低予算の学習

数千ドルの学習費
4大学の共同研究

難しいゲーム構造

40駒の正体が非公開
2000手に及ぶ長期戦
はったりの使い分け
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カーネギーメロン大学、MIT、ニューヨーク大学、スタンフォード大学の研究チームが開発したAI「Ataraxos」が、Strategoの史上最高峰とされる選手ピム・ニーメイヤー氏に15勝1敗4分けで勝ち越したと、Ars Technicaが2026年10月1日に報じました。学習には16基のGPUと数千ドルだけを使い、DeepMindの従来AIでも安定して勝てなかった最高峰の人間選手を破りました。

Strategoでは各自が階級の異なる40個の駒と爆弾、旗を配置し、相手の旗を取れば勝利します。相手は駒の位置を見られますが正体は分からず、駒同士が衝突して初めて階級が明らかになります。

初期配置は10の33乗を超える組み合わせがあり、テキサス・ホールデムの非公開な手札1326通りを大きく上回ります。対局は2000手に及ぶことがある一方、チェスは通常40手程度です。

さらに、弱い駒を最上位の駒のように動かすはったりが必要です。多すぎれば脅しが効かず、使わなければ動きを読まれるため、はったりの頻度を調整する難しさがDeepMindのDeepNashなどを阻みました。

チェスではDeep Blueが1997年にガルリ・カスパロフ氏を、囲碁ではAlphaGoが2016年にイ・セドル氏を破り、ポーカーでもAIがプロに勝ってきました。大量の非公開情報が長い対局の中で少しずつ明らかになるStrategoは、最高峰の人間に安定して勝つ難題として残っていました。