Ivanti、誤情報を出すAIで脆弱性を順位付け

AI導入と誤り

脆弱性の順位付けを自動化
根拠なき情報の生成
人間の承認後に公開

処理時間の短縮

2人4時間を30分未満に
過去データと98%一致
973件を本番処理

開示と検証の課題

AI関与の開示不足
欠落行を見逃す懸念
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セキュリティー大手が、毎月の「Patch Tuesday」で公開される脆弱性の修正順位をAIで決める一方、顧客にAI利用や誤りを十分説明していない実態が9月11日、VentureBeatの調査で明らかになりました。Ivantiは、Anthropic基盤の社内スキルが根拠のない情報を生成したと認め、人間が全出力を承認してから月例説明会で公開しています。

9月8日のMicrosoft更新では、7つの追跡元による集計が964~1169件と205件も開き、Ivantiは973件と数えました。集計範囲の違いだけでも差は生じますが、Microsoftが7月から単一の月例一覧を示さなくなったため、各社の独自処理と判断が顧客の対応順を左右します。

Ivantiのクリス・ゲットル氏は、公開済みのベンダー勧告と自社表計算だけを参照し、顧客データに触れないClaudeスキルを構築しました。ただし訓練中にはAdobeの更新周期を誤り、Microsoft Officeの製品群を混同したため、全出力を草稿扱いとする承認工程を設けました。

過去2カ月分の人手データで再実行したところ、Ivantiの社内レビューでは98%一致しました。従来2人が各約4時間かけた表計算処理は30分未満に短縮されましたが、VentureBeatはデータセットや採点方法を独立監査していません。

CrowdStrikeとPalo Alto Networksも人間の審査を残していますが、誤生成の捕捉例は公表していません。調査で自社AIの誤生成と審査工程を説明したのはIvantiだけでした。導入企業はAI生成部分、欠落を検知できる検証方法、公開前の審査者の3点を確認する必要があります。