Skild AI、動画1本でロボットに新作業

動画1本で即時適応

追加学習なしの作業習得
最長10分の複数工程

性能と導入実績

工程成功率66%
実演から実行まで11分
導入提携60件超

NVIDIA基盤

Blackwell組立への展開
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ロボット基盤モデルを開発するSkild AIは2026年9月、NVIDIAのAI基盤を活用した新モデル「S1」を発表しました。作業者が撮影した1本の動画を手本に、重みの更新や作業別の追加学習をせず、事前学習にない最長10分の複数工程を実行できるとし、製造現場で頻発する製品・工程・配置変更への対応負担を減らす狙いです。

S1は動画から作業の意図、対象物、手順を読み取り、目の前のロボットの動作へ変換します。植木鉢への植え付け試験では、実演の撮影から実機による自律実行まで11分で移行し、物体の移動や失敗にも対応したとしています。

Skild AIの新規複数工程テストでは、各工程の成功率は約66%で、比較対象の類似AIシステムは9%でした。同社は短い動画1本が実地訓練約380例に相当し、手作業なら50〜100時間かかるデータ収集を圧縮できると試算しています。

実用面では、Skild AI、NVIDIA、Foxconnが、NVIDIA Blackwellシステムの精密組み立てに双腕ロボットを導入しています。バスバーとリミットブロックの取り付け、ねじ16本の締結、外乱からの復旧を含む工程で、モデルの適応力を検証しています。

開発にはNVIDIA Cosmos、Omniverse、Isaac Sim、Isaac Labなどを使い、合成データ生成からシミュレーション強化学習、実機展開までをつないでいます。現場変更のたびにデータセット作成と再学習を繰り返す負担をどこまで減らせるかが、製造・物流企業にとって導入判断の焦点になります。