MetaのMuse、米国App Storeで2位

初動の利用状況

iOSで8万3000件超
App Store総合2位

実務をこなす力

メール数千件の整理
買い物の条件順守
生成機能の誤表示

個人データの懸念

個人情報への接続
信頼確保が普及の壁
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Metaは2026年9月8日、米国で個人向けAIエージェント「Muse」を公開しました。買い物やメール整理、旅行計画などを代行する同社初の本格的な生産性ツールで、公開後約2日で米国iOSダウンロード数は8万3000件超に達し、App Store総合2位へ上昇しました。一方、実使用では作業遂行力と、本人にも見えない詳細な個人情報へアクセスする不安が同時に浮かびました。

Sensor Towerの推計では、Museは水曜日の米国App Store総合4位から木曜日に2位へ上がりました。ただし初動は、Threadsの公開初日430万件超やMeta AIの公開時10万8000件を下回り、ChatGPTが1週間未満で50万件超を獲得したペースにも及びません。

実機検証では、Museはクラウド上の仮想コンピューターを使い、Gmailの販促メールなど数千件を削除しました。Amazonでは指定したサイズや色の運動着を選び、既存の商品をカートから外すか確認したうえで、承認された商品のみを購入しました。

Museはポッドキャスト、画像動画、ウェブページや文書も生成できますが、品質にはばらつきがあります。Apple風の製品発表画像では実在ロゴやアプリアイコンを描く一方、アプリ名を誤って表示するなど生成上の誤りも確認されました。

最大の課題は個人データへの接続です。MuseはAmazonの配送先から滞在地域を推定し、Instagramの画面では確認できないほど具体的な関心分野をアカウントのAPIデータから示したと説明しました。Metaは必要なデータだけを外部アプリと交換し広告主には共有しないとしていますが、日常業務を任せるには機能だけでなく信頼の確保が問われます。