Perplexity、無料提供終了後もインド収益6割増
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検索AI企業のPerplexityは2025年7月、インド大手通信会社Airtelと提携し、同社の3億6000万人の顧客に12カ月間無料でPerplexity Proを提供しました。この施策によりダウンロード数が前月比625%増となり、月間利用者数は最大2200万人に達しました。無料期間が終了し始めた現在、その効果が浮き彫りになりつつあります。
2026年1月に新規申し込みが締め切られると、ダウンロード数は急減しました。Sensor Towerの推計によると、2月から7月のインドでのダウンロード数は330万件にとどまり、施策実施前の6カ月と比べて9割以上減少しています。一方で、月間利用者数は7月時点で約1400万人を維持しており、施策前の約5倍の水準です。
注目すべきは収益の動向です。Sensor Towerによれば、2月から8月中旬までのインドでのアプリ内課金・購読収益は、Airtel向け無料提供期間と比べて約6割増加しました。無料会員の一部は自動更新の契約だったため、解約を忘れた利用者がそのまま課金され始めた可能性も指摘されています。
調査会社Appfiguresのデータでも同様の傾向が見られます。同社によると、インドでのPerplexityの月間モバイル収益は2025年1月の約3万4000ドルから、2026年7月には15万6000ドルまで拡大しました。共同創業者兼CEOのAriel Michaeli氏は、ChatGPTやClaudeのダウンロード数と比較しても「AI全体への関心の高まりではない」と説明しています。
Perplexityの取り組みは、インド市場での無料提供戦略の先行事例となっています。OpenAIは2025年8月に低価格プラン「ChatGPT Go」を1年間無料化し、GoogleもReliance Jioの利用者向けに18カ月間の無料提供を開始しました。インドは世界最大の生成AIダウンロード市場である一方、収益化の難しさが長年の課題とされてきました。
Perplexityは今回のコメント要請に応じていません。無料期間終了後にどれだけの利用者が有料会員として定着するかは、今後数カ月にわたり後続のAirtel利用者が更新時期を迎える中で明らかになる見通しです。