ボット検知のSpurが2億ドル調達

2億ドルを調達

Insight主導の大型調達
フロリダ拠点の新興企業

ボット識別技術

人間とボットを判別
国防総省出身者が2017年創業
偽ユーザーと脅威を検出

ボットが人間超え

ボットが人間の通信量超え
エージェント型通信が急増
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ボット検知技術を手がける米サイバーセキュリティ新興企業Spur Intelligenceは7月28日、Insight Partners主導で2億ドル資金調達を実施したと発表しました。同社はフロリダ州レイクメアリーに拠点を置き、企業システムにアクセスする正規の人間ユーザーと、巧妙に隠されたボットの通信を見分ける技術を提供しています。急増する自動化された不正アクセスへの対策需要が、今回の大型調達を後押ししました。

Spurを設立したのは、2人の元米国防総省エンジニアです。創業は2017年で、ChatGPTが一般公開される5年前にあたり、ボット脅威の拡大をいち早く見据えた先見性が評価されています。

Insight PartnersのThomas Krane氏は、犯罪目的のVPNや住宅用プロキシ網、匿名化インフラの拡大により、企業は「活動は見えても、その背後にあるインフラが見えない」重大な死角を抱えていると指摘します。Spurの技術は、こうした隠れた発信元を特定し、偽ユーザーや脅威をあぶり出す点に強みがあります。

悪意ある通信の検知は長年の課題でしたが、足元の状況は過去とは比較になりません。Cloudflareによると、2026年半ば時点でボットの通信量が人間を上回り、インターネット史上初めて逆転したといいます。

同社のMatthew Prince最高経営責任者(CEO)はX上で、当初は2027年末や2027年初めと見ていた逆転が「エージェント型通信の急拡大」により前倒しで起きたと述べました。人間を装うボットが主流となる時代に、真正性を見極める技術の重要性は一段と高まっています。