WazeがGemini搭載の新AI機能、経路を個人最適化

Gemini新機能

Geminiで目的地を音声検索
会話形式で地図更新を報告

経路の個人最適化

走行履歴で経路を提案
高速道路優先など好み反映
音声控えるless chatty

バイク向け対応

AI活用バイクモード
路面の危険箇所を通知
中南米・アジア7カ国で展開
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米グーグル傘下のナビアプリWazeは7月13日、AI関連の新機能を相次いで発表しました。複数の機能に同社の生成AI「Gemini」を組み込み、目的地検索や地図更新を音声の会話でこなせるようにします。グーグルが全製品でGemini統合を進める一環で、Appleマップなど競合への対抗も狙います。

目玉の一つが個人最適化ナビです。Wazeは利用者の過去の走行履歴と、都市の交通パターンに関する独自データを組み合わせ、好みに合う経路を優先的に提示します。高速道路を好むユーザーには高速ルートが先に表示され、不要なら設定でオフにでき、AndroidiOSで世界展開が始まっています。

Geminiを使った機能は主に二つあります。一つは音声で「今開いているカフェを探して」などと尋ねると候補を提示する目的地検索で、まずベータ版として世界のコミュニティに提供します。もう一つは会話形式の報告機能で、渋滞に加え道路閉鎖や古い住所といった地図の更新も話しかけるだけで編集者に伝えられます。

二輪車向けのバイクモードも新設しました。AIで二輪特有の抜け道や規制を反映し、より正確な到着予想時刻を示すほか、穴やスピードバンプなどライダーに危険な箇所を表示します。アルゼンチンやブラジル、メキシコ、マレーシア、フィリピンなど中南米・東南アジアの7カ国で提供を始め、対象国を順次広げる方針です。

AIを使わない改善もあります。音声案内を減らす「less chattyモード」では、危険や曲がり角の通知は残しつつ発話を最小限に抑え、音楽やポッドキャストに集中できます。グーグルはこれまでWazeへの本格的なAI導入を控えてきましたが、今回の刷新は同社がナビ事業でGemini活用を一段と強める姿勢を示すものといえます。