Google、コード防御AI「CodeMender」を外部公開へ

Mythos対抗の狙い

CodeMenderのAPI外部テスト開始
脆弱性の検出と修正を自動化
AI各社がサイバー防御を収益源に

政府・企業との協議進行

Google I/Oで正式発表
各国政府・企業にシステム監査を提案
Pichai CEOがMythos対抗に自信表明
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2026年5月のGoogle I/Oにて、Googleはコードセキュリティ向けAIエージェントCodeMender」のAPI外部テストを開始すると発表しました。同ツールは2025年10月に初公開されたもので、コードベースの脆弱性を検出し修正する機能を備えています。Google DeepMindのCTOであるKoray Kavukcuoglu氏は「世界中のコードベースを安全にする」ことが目標だと述べています。

この動きの背景には、Anthropicが発表したClaude Mythos Previewの存在があります。Mythosは未知のセキュリティ脆弱性を発見する能力で注目を集め、米国政府や大手銀行との取引にもつながりました。OpenAIも同様の製品を投入しており、AI企業間でサイバーセキュリティ分野の競争が激化しています。

GoogleのSundar Pichai CEOは記者説明会で「Mythosが大規模モデルのセキュリティ用途における価値を示した」と認めつつ、「我々にも同じことができる」と自信を示しました。Kavukcuoglu氏はすでに各国政府や企業とCodeMenderによるシステム監査について協議中であることを明らかにしています。

AI各社がIPOや収益化を見据える中、サイバーセキュリティは有力な収益源として位置づけられつつあります。Anthropicの先行に対し、GoogleOpenAIが追随する構図が鮮明になっています。