OpenAI再編、ChatGPTとCodexを統合へ
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OpenAIは2026年5月15日、社内メモで大規模な組織再編を発表しました。共同創業者でプレジデントのGreg Brockman氏が製品戦略の全権を正式に掌握し、同社の主力製品であるChatGPTとコーディングエージェントCodexを「単一のエージェントプラットフォーム」に統合する方針を明らかにしました。Brockman氏はメモの中で「エージェントの未来に向けて最大限の集中力で実行する」と述べています。
今回の再編では、Brockman氏の下に4つの柱が設けられます。CodexのエンジニアリングリーダーだったThibault Sottiaux氏がコア製品・プラットフォーム部門を率い、ChatGPT立ち上げ時から責任者を務めてきたNick Turley氏はエンタープライズ部門に異動します。消費者向け部門はInstagram元VPのAshley Alexander氏が統括し、アプリケーションCTOのVijaye Raji氏がインフラ・広告・データサイエンス部門を担当します。
この動きの直接的な契機は、AGI展開責任者だったFidji Simo氏の医療休暇です。先月から暫定的にBrockman氏が製品を統括していましたが、Simo氏の復帰時期が見通せない中で体制を恒久化しました。WIREDによると、Simo氏は今回の組織変更にもBrockman氏と直接協力したとされています。
背景にあるのは、IPOを見据えた事業の選択と集中です。OpenAIはAnthropicのコーディング領域での台頭やGoogleの消費者向けチャットボットとの競争激化に直面しています。先月にはKevin Weil氏やBill Peebles氏ら複数の幹部が退社しており、「副次的プロジェクトへのリソース投下を止める」という方針転換が進んでいます。ChatGPT、Codex、開発中の「スーパーアプリ」への集中投資で、週間アクティブユーザー9億人超の基盤を収益に直結させる狙いです。