GoogleがAnthropicに最大400億ドル投資へ
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GoogleがAI企業Anthropicに最大400億ドル(約6兆円)を投資する計画であることが2026年4月24日、Bloombergの報道で明らかになりました。まず100億ドルを即時出資し、Anthropicが一定の性能目標を達成した場合にさらに300億ドルを追加投資します。企業価値は3500億ドルと評価されています。
今回の投資は、数日前に発表されたAmazonからの50億ドル出資に続くものです。Amazonの投資もAnthropicの企業価値を3500億ドルと評価しており、いずれも性能目標に基づく追加出資の余地を残しています。投資家の間ではAnthropicの評価額が8000億ドル以上に達するとの見方もあり、10月にもIPOを検討しているとの報道もあります。
Googleは自社でもAIモデルを開発する競合でありながら、Anthropicにとって重要なインフラ供給者でもあります。AnthropicはGoogle CloudのTPU(テンソル処理ユニット)に大きく依存しており、今回の投資ではGoogle Cloudが今後5年間で新たに5ギガワットの計算容量を提供します。今月にはGoogleとBroadcomとの提携で2027年から3.5ギガワットのTPU計算容量を確保することも発表済みです。
AI開発競争はいまや計算資源の争奪戦の様相を呈しています。OpenAIはCerebrasとの200億ドル超の半導体契約を締結し、AnthropicもCoreWeaveとのデータセンター契約やAmazonとの1000億ドル規模のクラウド利用契約を結んでいます。Claudeの利用制限に対するユーザーからの不満が高まるなか、Anthropicはインフラ増強を急いでいます。