Android XRに没入型の新機能5つが追加

2Dから3Dへの進化

自動空間化で2Dアプリを3D変換
XR対応アプリが100本超に倍増
壁面にアプリを固定配置する機能

操作性と利便性の向上

実際の手が仮想空間で表示可能に
セッション復元で前回の配置を自動再現
ハンド・アイトラッキングも改善
Android Enterprise対応で企業導入へ
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Googleは2026年4月7日、Samsung Galaxy XRヘッドセット向けにAndroid XRの大型アップデートを発表しました。今回のアップデートでは没入感を高める5つの新機能が追加され、2Dコンテンツの3D変換や物理空間との融合がより自然になります。昨年末のGalaxy XR発売以降、初となる大規模な機能拡張です。

目玉となる「自動空間化(Auto-spatialization)」は実験的機能として提供され、ほぼすべてのアプリ、ゲーム、ウェブサイト、画像動画をボタン一つで3D体験に変換できます。YouTube動画に奥行きを加えたり、Chromeのウェブサイトを立体的に表示したりすることが可能です。

XR専用に最適化されたアプリも100本を超え、発売時から倍増しました。Real VR FishingやTrombone Champ: Unflattened!などの新タイトルに加え、パリ・サンジェルマンのアプリではスタジアムにいるかのようなライブ観戦体験が楽しめます。また、アプリを壁面に固定する機能により、物理空間をワークスペースやエンターテインメントセンターとして活用できるようになりました。

操作面では、仮想コンテンツに触れる際に自分の実際の手が表示されるようになり、白い輪郭線だけだった従来の表示から大きく改善されました。さらにセッション復元機能により、ヘッドセットを再装着した際にアプリが前回の配置で自動的に再起動します。

企業向けにはAndroid EnterpriseがXRで正式にサポートされ、Microsoft IntuneやSamsung Knox Manageなど主要なEMMパートナーとの連携により、没入型トレーニングやコラボレーションの大規模展開が可能になりました。ハンドトラッキングやアイトラッキングの精度向上、アクセシビリティの改善も含まれています。