Google、世界の森林を10メートル単位で6分類

森林の違いを可視化

10メートル単位の世界地図
森林と土地利用の6分類
2017~2025年の年次追跡

AIモデルの精度

約170万地点での学習
森林類型の正解率90%
森林判別率95%

供給網の実務支援

EUDR確認の基準データ
用途別しきい値の調整
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Google DeepMindとGoogle Researchは2026年10月22日、世界資源研究所(WRI)、国際応用システム分析研究所(IIASA)と共同で、世界の陸地を10メートル四方ごとに6種類へ分類する森林地図「Forest Typology(ForTy)2020」を公開しました。2017~2025年の年次変化も示し、天然林が植林地や農地へ置き換わった場所を追跡できます。

従来の全球地図は木の有無を中心に示すため、伐採後に単一樹種を植えると、再び緑に覆われた土地の変化を捉えにくい課題がありました。ForTyは原生林、天然更新林、植林、プランテーション、樹木作物・アグロフォレストリー、その他の土地を区別します。

モデルは、専門家の調査や各国・地域のデータなどから集めた約170万地点のラベルで学習しました。各10メートル画素では、数年分の衛星観測を圧縮したAlphaEarth Foundationsの埋め込み表現を使い、植栽パターンや成長周期、伐採のリズムを読み取ります。

IIASAとWRIは、世界から無作為に選んだ9,000超の地点を、高解像度画像と複数年の衛星記録で検証しました。その結果、森林類型の正解率は90%、森林と非森林の判別率は95%となり、他の全球森林地図を上回ったとしています。

この地図は、企業や規制当局がEU森林破壊防止規則(EUDR)に基づき、商品供給網の森林破壊リスクを調べる際の基準になります。データはGoogle Earth Engineでオープンライセンスにより無償公開され、利用者は地域や用途に応じて分類確率のしきい値を調整できます。