OpenAI技術者、機密会議室に録音装置設置の疑いで逮捕

事件の概要

機密会議室に録音装置
設置容疑でFBIが逮捕

捜査で示された証拠

AIによる会議場所検索
暗号化を調べた履歴

会社側の対応と刑罰

権限停止と捜査連携
有罪なら最長5年刑
詳細を読む

米連邦捜査局(FBI)は2026年10月、OpenAIの機密会議室に録音装置を設置した疑いで、同社技術者のアブドゥルラフマン・アルフォザン容疑者(35)を逮捕しました。FBIは、経営陣が技術開発や政府対応、商業提携を協議する制限区域で秘密録音を試み、営業秘密の流出と国家安全保障上の危険を招いたと主張しています。

FBIによると、装置はトイレットペーパーに包まれ、会議室のテレビ背面に接続されていました。9月28日ごろに設置され、OpenAIが30日に発見した時点で、保存内容は暗号化されていたとみられます。

捜査資料によると、容疑者は8月、OpenAIの業務支援AIを使って機密会議の場所や時間を調べた疑いがあります。配偶者にひもづくチャットボットの履歴にも、同型装置の継続録音や音声起動、SDカード暗号化を調べる入力が残っていたとFBIは説明しています。

OpenAIは会議室にカメラを設置し、10月5日に容疑者がテレビ背面を確認する様子を捉えたとされます。同日、社内のプリンター室に残された容疑者のバッグから2台目の同型装置も見つかったといいます。

OpenAIは直ちに解雇せず、FBIと装置を分析しながら容疑者のシステム権限を段階的に停止し、証拠収集後に解雇と逮捕の時期を合わせました。録音の提供先や目的はなお不明で、有罪となれば最長5年の拘禁刑と25万ドルの罰金を科される可能性があります。