GitHub、9月に2件の障害 基盤改善を継続

障害の原因

共有DBの接続枯渇
Copilotレビュー欠落
監視不足による検知遅延

基盤の改善

DB負荷を毎秒100万件削減
PRの障害分離を拡大
Actionsの処理余力向上

Azure移行

中部米国に120サービス
容量偏在で移行一時停止
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GitHubは10月14日、2026年9月の可用性報告を公表し、全サービスの性能を低下させた2件の障害と、8〜9月に進めた基盤改善を説明しました。共有データベースの過負荷とCopilotコードレビューの結果欠落が発生する一方、データベース負荷の削減、GitHub Actionsの処理余力拡大、Azureへの移行を進めました。

9月13日の障害は1時間28分続き、バックグラウンドのデータ整理処理が共有データベースの主系サーバーを接続上限まで圧迫しました。短いタイムアウトがなく、失敗した書き込みを再送する処理も負荷を長引かせたため、GitHubは処理を停止し、容量監視や再試行の制御を強化しています。

9月28日にはCopilotコードレビューが52分間、結果を届けられない障害が発生しました。別サービスの変更により、一部顧客へコメントを含む完全版が送られず、欠落を直接検知する監視もなかったため、GitHubは変更を取り消し、配信確認と自動復旧、早期通知を整備します。

基盤面では、認証中核の24テーブルを最古の共有データベースから移し、複製系へのクエリを毎秒約100万件削減しました。Issuesとプルリクエスト用データベースでは不要な編集履歴約9億8000万行を削除し、週間デッドロックを6月のピーク比で約77%減らしました。

プルリクエストでは、抽出した通信の半分が共有依存先の障害時にも機能を限定して継続できるようになりました。GitHub ActionsではRedis操作を約28%、相対CPU使用量を約30%削減し、別のキャッシュ施策でRedis帯域を84%抑えています。

Azureの中部米国リージョンには10月7日時点で160サービス中120、主系MySQLデータベース51基中13基を配置しました。ただし可用性ゾーン間の容量偏在で9月11〜18日に展開と通信量拡大を止め、全サービス移行の9月30日目標も未達となっており、GitHubは可用性、容量、機能の順で改善を続けます。