MetaのAI「Muse」ロゴ作者に批判相次ぐ
制作工程と報酬
AI不使用のロゴ制作
M案を2日で32種制作
制作料1万2500ドル
批判の広がり
Threadsで批判拡大
自宅写真まで投稿
創作者側の強いAI不信
受注の背景
店舗利益は年1万ドル
4人分の給与負担
出典:WIRED
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米国サンフランシスコ湾岸地域のレタリング作家ジェシカ・ヒッシェ氏は2026年9月、Metaの新AIアシスタント「Muse」のロゴ制作を公表し、Threadsで同業のデザイナーらから相次ぐ批判を浴びました。AI企業への協力を倫理問題とみなす反発が広がり、自宅写真の投稿や資産を巡る臆測にまで発展しました。
同氏はMeta内部で作られたM案を整えるため、2日間で32案を制作し、ロゴタイプにはさらに2週間を費やしました。報酬は2日間の作業分として1万2500ドルで、生成AIは一切使わなかったと説明しています。
依頼側が求めたのは、単調で硬い印象の線を見直し、創造性や遊び心を感じさせることでした。ヒッシェ氏はMetaの無限ループ型ロゴとの統一感も意識し、書体設計の技法で線の接合部や太さを調整しました。
受注理由には小規模事業の厳しい資金繰りがあります。オークランドの実店舗2店の前年利益は計約1万ドルで、本人や母親ら4人の給与を抱えるため、顧客案件の収入が必要だったと語りました。
批判者はMetaや生成AIへの協力そのものを「裏切り」と捉えましたが、同氏は、人の創作をAIに置き換える利用には反対し、大企業が独立系作家を雇う行為は支持しています。今回の騒動は、企業が人間の制作者を起用しても、AIブランドとの関係だけで反発が起こり得るという、クリエイター経済の難しい線引きを浮かび上がらせます。