NVIDIAのNemotron、国際数学・情報五輪で金水準

二つの金水準

IOIで535.4点
人間最高点を上回る成績
IMOで30点獲得
金メダル基準超え

専門化の設計

SFTとRLの併用
反復型の推論工程
学習資料とモデルの公開
再現手順の提供
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NVIDIAは2026年10月7日、基盤モデルNemotron 3を競技プログラミングと数学証明に特化させ、IOI 2026で600点中535.4点、IMO 2026で42点中30点を記録したと発表しました。教師あり微調整(SFT)や強化学習(RL)に、回答を生成・評価・改善する推論工程を組み合わせ、両大会の金メダル基準を上回りました。

IOIの試行は人間の参加者と同じ時間、インターネット接続、提出条件で行われ、金基準の361.12点と人間の最高点498.27点を超えました。ただし非公式かつ監督なしの評価で、公式順位には含まれていません。

競技プログラミング向けには2万2,000問と合成推論過程を用意し、Nemotron-3-Nano-CCとUltra-CCを訓練しました。回答の生成、評価、修正を繰り返すGenCorrectを加えることで、微調整で得た能力を試験時に引き出しました。

IMO向けには1万5,818種類の証明問題から品質を選別した41万4,890例でSFTを行い、能力の境界に近い9,597問でRLモデルを訓練しました。一般モデル、SFTモデル、RLモデルを組み合わせた仕組みが候補証明を批評・改良し、公式採点者の評価で6問中4問に満点を得ました。

今回の成果は、微調整だけでも大量生成だけでもなく、モデル、データ、推論工程の共同設計によるものです。NVIDIAはIMO用チェックポイントや学習データ、200問の評価基盤に加え、IOI用モデル、論文、推論手順を公開しており、企業や開発者は専門モデル開発の再現可能な事例として検証できます。