OpenAI開発者会議、ICE契約と環境負荷に抗議

抗議の焦点

ICEとの契約撤回要求
AI業界の権力集中批判

会場での動き

12超の団体が共催
従業員に方針再考要求
基調講演まで継続表明

沈没船で格差表現

富裕層だけ逃れる構図
紙と段ボールで5日制作
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OpenAIの年次開発者会議「DevDay」が開かれた9月29日、サンフランシスコのフォート・メイソン会場前で、労働・地域団体など12を超える組織が抗議集会を開きました。参加者は行進やプラカード、造形作品を通じ、米国移民・関税執行局(ICE)や軍との契約停止、データセンターの環境負荷軽減、AI業界への権力集中の是正を求めました。

会場には「ICEとの契約を打ち切れ」「人をAIより優先せよ」といった趣旨の看板が並び、参加者はOpenAIの政府・軍事分野への関与を批判しました。集会には労働団体のTech Workers Coalitionや地域団体のBay Resistanceなどが加わり、複数の組織が共同で声を上げました。

ベイエリアの芸術家2人は、沈没する豪華客船を模した高さ約1.5メートルの作品「What Iceberg?」を一般来場者用の入口に設置しました。作品は、OpenAIの幹部や投資家だけが富とともに逃れ、ほかの人々がAIの代償を負う構図を表し、紙や段ボールなどを使って5日間で制作されました。

抗議側はOpenAI従業員に、考えを変えて現在の立場を離れる勇気を持つよう歌で呼びかけ、サム・アルトマン氏の基調講演が始まるまで会場に残ると表明しました。今回の動きは、AI企業の政府案件やデータセンター運営を巡り、契約先と環境コストが社会的な争点になっていることを示します。