ニューメキシコ州最高裁、ChatGPT虚偽証言で弁護士に罰金
書面の虚偽内容
架空証人4人の虚偽証言
警察や脅迫に関する捏造
法的根拠の不実表示
処分と確認義務
法廷侮辱と5000ドル罰金
懲戒委員会への付託
提出前の未検証を自認
依頼人への説明欠如
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ニューメキシコ州最高裁は、殺人事件の控訴を担った弁護士スティーブン・アーロンズ氏が、ChatGPTで作った上訴書面に架空の証人や虚偽の警察証言を盛り込んだとして、法廷侮辱を認定し、5000ドルの罰金を科しました。同氏は提出前に事実と法的根拠を確認せず、依頼人にも伝えていなかったと認めており、裁判所は懲戒委員会にも付託しました。
問題の書面には、完全に架空の証人4人による証言のほか、警察官の証言、脅迫、銃撃犯の服装や外見を巡る虚偽の記述が含まれていました。過去の判例を示す引用でも法的根拠を不実表示していたと、最高裁は認定しました。
アーロンズ氏は40年以上の経験を持つ刑事弁護士で、殺人罪で終身刑を言い渡された被告の家族から控訴を依頼されました。2025年8月に書面を提出し、その数週間後、ニューメキシコ州が問題部分の削除を申し立てました。
同氏は8月の審理でChatGPTの利用を認め、裁判記録について「盤石な要約」が得られると考えたと説明しました。しかし、生成結果を原資料や判例と照合しないまま署名・提出したことが、今回の処分につながりました。
最高裁は、同氏が反省と依頼人への配慮を欠いたと結論づけました。一方、同氏はReutersへの声明で反省を表明し、「正直な間違い」だった点を懲戒委員会が考慮するよう望むと述べています。