Moonshot AI、年換算売上高20億ドル目標

20億ドルへの倍増

年換算20億ドル目標
8月ランレートの2倍

K3の利用規模

K3は1日最大3000億トークン
直近数カ月は利用減

収益性と開発疑惑

公開型ゆえの低利益率
Anthropicの蒸留疑惑
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中国の有力AI研究企業Moonshot AIは2026年9月11日、主力のオープンウェイトモデル「K3」の普及を収益につなげ、年末までに年換算売上高20億ドルを目指す方針が報じられました。これは8月時点の売上高ランレートの2倍で、今夏に投入したK3の利用拡大を背景にした目標です。同社は人気モデルを本格的な販売成長へ結び付ける狙いです。

K3の利用量はここ数カ月でやや減ったものの、OpenRouterでは現在、K3モデルが1日最大3000億トークンを生成しています。この利用規模が、同社の強気な売上目標の背景にあります。

ただし、事業規模には大きな差があります。最近の報道による年換算売上高はOpenAIが400億ドル、Anthropicが650億ドルで、Moonshot AIの目標を大幅に上回ります。

Moonshot AIはモデルの重みを無償公開しているため、閉鎖型モデルを展開する競合より利益率が低いとされています。一方、20億ドルへの目標引き上げは、オープンウェイト型でも収益化の余地があることを示します。

開発手法には重大な論点も残ります。Anthropicは今週、KimiからClaude Opusへ約30万件のリクエストを送り、Kimi独自モデルの代わりにOpusの応答を返す長期的なモデル蒸留が行われたと主張しました。

Anthropicによると、Moonshot AIは同社モデルから2300万件超の応答を収集し、学習に利用したとされます。記事ではAnthropicの主張として伝えられており、Moonshot AI側の反応は記載されていません。