Siri AI、性能向上後も記者の利用減
出典:WIRED
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WIREDの記者は2026年夏、サンフランシスコでAppleのiOS 27開発者向けベータ版に搭載されたSiri AIを試し、その後約1カ月にわたり日常利用しました。回答は従来より信頼でき、端末内の個人情報を活用した検索も便利でしたが、当初期待したほどスマートフォンの使い方は変わらず、利用頻度は徐々に低下したと報告しています。
Siri AIは、端末内を索引化した個人コンテキストを使い、古いメッセージや写真を素早く探せます。別のベータテスターも、端末内情報の検索、一般知識、音声入力が従来版より改善したと評価しており、機能面の進歩は明確です。
一方、記者はInstagramの閲覧やYelpでの検索、手入力やスワイプといった従来の行動に戻りました。すでにAnthropicのClaudeを頻繁に使っていたこともあり、端末に統合された便利さだけでは、既存の利用習慣を置き換えられませんでした。
それでもアナリストは、熱心なAI利用者からの評価が普及を左右するとは限らないとみます。多くのiPhone利用者は標準ソフトを受け入れやすく、Appleの大規模な利用基盤とデータプライバシーへの信頼がSiri AIの導入を支える可能性があります。
ただし、生成AIへの倫理的な反発や幅広い不信感を持つ層は、機能が改善しても利用を避ける可能性があります。普及には性能だけでなく、既存の行動や競合サービス、Appleへの信頼、AIへの抵抗感が絡む構図です。