AI採用面接、応募者もChatGPTで応答

ChatGPTAI採用AI面接音声

応募者の実験

AI面接を5回経験
ChatGPT音声で代行
10分間のAI同士会話

採用現場の実態

求職者の63%が経験
応募殺到への対応
音声AIの技術課題

選考上の課題

人間からの連絡なし
回答の真正性判定
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2026年9月2日、WIREDは、企業のAI採用面接に応募者がChatGPT Voiceを使って応じ、AI同士が会話する事例を報じました。政府関連の請負業務が減って半年で約700件に応募した男性は、IT人材会社Everforth Apex SystemsのAI採用担当「Riley」と5回面接しても人間から連絡がなく、5回目は自分の経歴を与えたChatGPTに応答を任せました。

最初のAI同士の通話は10分間続き、入社可能日の確認では同じやり取りを繰り返しました。Rileyは条件を満たせば人間の採用担当者が連絡すると説明しましたが、今回も連絡はありませんでした。男性が求人票の条件を詰め込んだ架空の応募者を作ると、AI同士の面接は23分間続いたものの、その後の連絡はありませんでした。

採用管理サービスGreenhouseの調査では、求職者の63%がAI面接を経験したと回答しています。応募の急増を処理するため採用側の利用が広がる一方、音声AIは話し方の違いや言いよどみに対応し、応募者の発言を遮らず会話することが技術的な課題です。

応募者側のAI利用も一般化し、採用AI企業Ribbonは、台本を読み上げたような回答やAIの支援、事前指導を検知する機能を売りにしています。採用側と応募者側がともにAIを使う状態を、コールセンター企業の幹部は次の論理的な段階とみる一方、全面的に歓迎しているわけではありません。

この事例ではAI面接を重ねても採否や次の手順が伝わらず、応募者の不満がAIによる応答代行につながりました。ただし、面接後に連絡がなかった理由は確認されておらず、Everforth Apex SystemsもWIREDの取材に回答していません。