Glassdoor最優秀CEOにNVIDIAのフアン氏、支持率99%

従業員評価で首位

支持率99%で1位
5年ぶり復活のCEO番付
米国従業員の匿名口コミが根拠

テック企業が上位

50人中9人がテック系CEO
2位は洗車チェーン経営者
28人が働きがい上位企業と重複

揺らぐ経営層の信頼

幹部評価は10年で最低水準
共感と明確さを持つ経営者
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NVIDIA創業者兼CEOであるジェンスン・フアン氏が、2026年8月12日に発表された求人口コミサイトGlassdoorの「Best CEOs」ランキングで首位に立ちました。同社従業員による匿名評価が根拠で、フアン氏への支持率は99%に達しています。この賞は経営陣を最もよく知る従業員の声だけで順位が決まる点に特徴があります。

Glassdoorは5年間の休止を経て、今年「Best CEOs」を再開しました。企業単位で評価していた「Best-Led Companies」に代わる位置づけで、CEOと経営陣のリーダーシップが従業員体験や企業の評判に与える影響に焦点を絞る狙いです。NVIDIAは2025年の旧ランキングでも1位、1月に発表されたテクノロジー・AI分野の働きがいのある企業でも1位でした。

今年の上位5人には、フアン氏に続いてQuick Quack Car WashのJason Johnson氏、StrykerのKevin Lobo氏、TravelersのAlan Schnitzer氏、Keller WilliamsのChris Czarnecki氏が並びました。50人のうち9人がテクノロジー企業のCEOで、業種別では最多です。不動産、金融サービス、製造業がこれに続いています。

評価の背景にあるのは、経営層への信頼の低下です。Glassdoorのチーフエコノミスト、Daniel Zhao氏は「上級リーダーシップの評価はここ10年近くで最低水準にある」と指摘し、上位のCEOはその逆を行き、明確な発信と使命への一貫性で信頼を得ていると説明しました。雇用市場の不透明さが増すなか、共感と明確さを持つ経営者が改めて評価された形です。

NVIDIA従業員のコメントには「第一原理思考がトップから奨励される」「チーム横断の協働を促す稀な会社」といった声が並びます。今回の集計対象は2025年5月16日から2026年5月15日までの米国従業員によるレビューで、AI人材の獲得競争が続く局面での結果です。経営者の発信力と組織文化が採用力に直結することを、この番付は示しています。