米陸軍、無制限AIトークンを使い切り利用制限へ

トークン枯渇

5月に無制限を宣言
6月中旬にプール枯渇
利用制限を再導入
10月以降の継続は不透明

利用実態

生成AI基盤Ask Sageを使用
月20万トークンを付与
陸軍が積極利用を推進
半数近い職員がAIを利用
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米陸軍は2026年5月に生成AIの「無制限」トークン利用を打ち出したものの、わずか1か月余りでプールを使い切り、6月中旬に利用制限を再導入しました。陸軍の戦闘能力開発コマンド(DEVCOM)の職員には、トークンを急速に消費しているため利用を控えるよう求めるメールが届きました。米メディアのWIREDが報じました。

陸軍CIO(最高情報責任者)のメールによると、5月に無制限提供を発表した直後の6月中旬にはプールが枯渇し、制限を再設定せざるを得なくなりました。陸軍は当面「現行水準」でトークン利用を更新する方針ですが、10月1日以降も更新されるかは不透明だとしています。

陸軍が使うのは、複数の大規模言語モデルを切り替えられる生成AI基盤Ask Sageです。GoogleGeminiMetaLlamaOpenAIChatGPTなどが利用でき、機密性の低い管理対象情報の取り扱いにも認定されています。関係者は「陸軍全体が、たった一つの部門で1年分のトークンを使い切ったようだ」と匿名でWIREDに語りました。

陸軍は職員に生成AIの積極活用を促してきました。職員には月20万トークン以上が割り当てられ、使い切ると自動で追加され、利用の少ない職員にはもっと使うよう促すメールが送られていました。国防総省は6月に、350万人の職員のうち半数近くが業務でAIを使っていると誇っていました。