ウーバー創業者の新会社Atoms、a16z主導で17億ドル調達

資金調達の概要

a16z主導で17億ドル調達
ホロウィッツ氏が取締役就任
ベインなど複数社が参加

事業の狙い

ロボット向け「車台」構築が目標
ゴーストキッチン事業を改称
資金の多くは人材採用

ウーバーとの関係

追放した古巣ウーバーも出資
2017年に不祥事で退任
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ウーバー創業者トラビス・カラニック氏が率いるロボット企業アトムズは7月22日、アンドリーセン・ホロウィッツa16z)主導で17億ドル資金調達を実施したと発表しました。a16zのベン・ホロウィッツ氏が取締役に就任し、ベイン・キャピタルやフィフス・ウォールに加え、カラニック氏を2017年に追放した古巣ウーバーも出資に加わりました。物理世界をソフトウェアで制御する構想の実現を目指します。

アトムズは、カラニック氏がウーバー退任後に手がけてきたゴーストキッチン事業クラウドキッチンズを母体に改称した持ち株会社です。3月の社名公表時には、元ウーバー同僚のアンソニー・レバンドフスキー氏が率いる重工業自動化企業プロントの買収も明らかにしました。カラニック氏は車両にとどまらず、鉱業分野への進出にも意欲を示しています。

カラニック氏はXへの投稿で、アトムズをロボットのための車台」と位置づけました。ただ具体的な製品には触れず、「ウーバーで始めたビットから原子への物語を完結させる」と述べるにとどめています。調達資金の多くは人材採用に充てられる見通しです。

今回の調達で注目を集めたのが、ウーバーの参加です。同社は2017年、セクハラや差別、劣悪な職場環境をめぐる批判を受けてカラニック氏をCEOの座から退けており、創業者と古巣が再び手を組む形となりました。ベン・ホロウィッツ氏はXで「トラビスが帰ってきた」と投稿し、AIとロボットで人々の生産性を高める事業になると期待を示しました。