GitHub Copilot CLIのスラッシュコマンド入門
文脈と効率の管理
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GitHubは6月15日、AIコーディング支援ツール「GitHub Copilot CLI」の初心者向け連載で、ターミナルから操作するスラッシュコマンドの使い方を解説しました。スラッシュコマンドはコマンドラインに直接組み込まれた制御機能で、Copilotの挙動の調整や変更の確認、文脈管理などを担います。コマンドラインで/と入力すると、利用可能な全コマンドの一覧が表示されます。
中心となるのが作業効率を左右する文脈の管理です。/contextと入力すれば残りのトークン量やシステム使用量を確認でき、空き容量が不足したときは/compactで現在の会話を要約し、セッションを切り替えずに作業を続けられます。環境を完全にリセットしたい場合は/clearでセッションを丸ごと消去できます。
用途に応じたモデル選択も重要です。/modelを入力すると利用可能なモデルが一覧表示され、得意分野や利用プランによる可否、右側に示されるコスト倍率を確認できます。軽量なリファクタリングに向くモデルもあれば、機能設計など深い推論を効率的にこなすモデルもあり、選択が速度と結果に大きく影響します。
セッションをまたいだ作業も柔軟です。/resumeでローカル・リモート両方の過去セッションを呼び出して続きから再開でき、/diffを使えばセッション中に加えた変更を一覧で確認できます。複数のコードベースを行き来する際は/cwdで作業ディレクトリを別リポジトリに切り替えられ、Copilotを終了せずに作業範囲を絞り込めます。
安全面では/reset-allowed-toolsが役立ちます。過去にファイル編集などの権限を付与したリポジトリから、より慎重に扱いたいリポジトリへ移る際、この一つのコマンドで許可済みツールをリセットできます。GitHubはこれらのコマンドに習熟するほど作業がより意図的になると述べ、まずは/を入力して試すよう促しています。