Alpha School、年間650万円のNYキャンパスが無認可と判明
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Alpha Schoolがニューヨーク市マンハッタンで運営する年間6万5000ドルのキャンパスが、実際には学校として認可されていないことがWIREDの調査報道で明らかになりました。ニューヨーク州教育局は2024年夏、AIプラットフォームによるオンライン中心の指導体制に教師がほぼ関与しないことを理由に、同社の学校設立申請を却下していました。
申請却下後、Alpha Schoolはキャンパスの名称を「Alpha Anywhere Center」に変更し、ホームスクーリング支援施設として運営を開始しています。入学した保護者はホームスクーラーとしての届出が必要ですが、複数の関係者はこの事実が入学前に十分に説明されていなかったと証言しています。同社は「2 Hour Learning」というAIアプリで学習を進め、教室にいる大人は「ガイド」として動機づけを担うだけで、従来型の授業は行いません。
WIREDが入手した内部文書からは、安全面での深刻な問題も浮かび上がっています。一部のキャンパスは避難経路や緊急対応計画が未整備のまま開校しており、マイアミ校では消防法違反が指摘され、生徒が未承認エリアで活動していたことも判明しました。テキサス州フォートワース校では、開校当初に専用トイレがなく、ジムの更衣室を生徒が使用するリスクが社内で問題視されていました。
内部の戦略文書では「開校日が安全性より優先」という方針が明文化されており、許認可についても「罰金を払えばいいだけか」と問うやり取りがあったと関係者は証言しています。同社は年間約1000万ドルのマーケティング予算を投じ、入学枠の希少性を演出する心理戦略で富裕層の保護者を獲得してきました。WIREDの取材後、Alpha Schoolはニューヨーク州に学校設立申請を再提出しましたが、審査は現在も継続中です。