FBI、AIディープフェイクポルノ販売者を逮捕
逮捕の経緯と容疑
AI生成ポルノ販売の男2人を逮捕
約360アルバム・200万回以上閲覧
政治家や女優ら約90人が被害対象
TIDA法違反で最大禁錮2年
法執行の現状と課題
容疑者がプロフ写真から容易に特定
FTCがヌード生成ツール12社に警告
初のTIDA逮捕者が保釈中も再犯
技術の安価さが抑止力を弱める構造
出典:Ars Technica
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米連邦捜査局(FBI)は、AI生成のディープフェイクポルノを販売していた男2人をTake It Down Act(TIDA)違反の容疑で逮捕しました。容疑者の1人であるCornelius Shannon(51歳)は、政治家・女優・ミュージシャンら約90人の合成ヌード画像を約360アルバムにまとめて公開し、閲覧数は200万回を超えていたとされます。
捜査の端緒は極めて単純でした。Shannonは自身のアカウントのプロフィール写真に本人の顔写真を使用しており、FBIは運転免許証の記録や監視カメラの映像と照合することで容易に本人を特定しました。両容疑者はTIDA違反が立証された場合、最大2年の禁錮刑に直面します。
ニューヨーク東部地区の連邦検事Joseph Nocella Jr.は、容疑者が「最先端のデジタル技術を用いて被害者の尊厳を侵害した」と非難しました。FBIニューヨーク支局のJames Barnacle Jr.も、同種の事案を引き続き捜査する方針を表明しています。また、連邦取引委員会(FTC)はヌード画像生成ツールの開発元12社に対して警告を発しています。
一方で、法執行の実効性には課題も残ります。TIDA法による最初の逮捕者として注目されたオハイオ州の男は、保釈中にもかかわらずディープフェイクの作成を続けていたことが判明しています。リアルな合成画像の生成が安価かつ容易になっている現状では、逮捕の脅威だけでは十分な抑止力にならない構造的な問題が浮き彫りになっています。