RivianがAI音声アシスタントを全車両に展開
出典:The Verge
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アメリカのEVメーカーRivianは2026年5月12日、AI搭載の音声アシスタント「Rivian Assistant」を全車両に向けてソフトウェアアップデートで提供開始しました。対象はGen 1およびGen 2の全車両で、月額15ドルまたは年額150ドルのConnect Plusセルラーサービスに加入しているオーナーが利用できます。
Rivian Assistantは、同社が独自に開発したRivian Unified Intelligenceと呼ばれるマルチモーダルAI基盤を採用しています。車両のハードウェアと深く統合されており、空調、走行モード選択、バッテリーの事前調整といったコア機能を音声で操作できます。さらに外部の大規模言語モデルも補完的に活用し、自然な会話と高度な推論を実現しています。
特徴的なのはサードパーティアプリとの連携です。Google CalendarやSpotify、Apple Musicなどと接続でき、予定の確認・変更やテキストメッセージの送受信も音声で行えます。「帰り道に洗車したい」といった自然な発話にも対応し、近くの洗車場を提案するなど、文脈を理解した応答が可能です。
RivianはAndroid AutoやApple CarPlayを採用せず、車載体験を自社で構築する戦略をとっています。これにより、AIアシスタントが車両のセンサーやカメラに直接アクセスでき、荷台カメラの表示や川の深さに関する質問への回答など、車両固有の情報を活用した対話が可能になっています。今後登場予定のR2・R3モデルにも同じ基盤が搭載される見通しです。