Threads版Meta AIにブロック不可で反発
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Metaは5月12日、SNSプラットフォームThreadsにMeta AIアカウントを統合するテスト機能を発表しました。ユーザーは投稿やリプライで@meta.aiをメンションすることで、トレンドの背景や質問への回答をリアルタイムで得られる仕組みです。現在、アルゼンチン、マレーシア、メキシコ、サウジアラビア、シンガポールの5カ国でベータテスト中です。
この機能は、XでGrokが担っている役割と類似しています。ユーザーが「なぜみんな抹茶に夢中なの?」「プレーオフでニックスはどう?」といった質問をMeta AIに投げると、公開リプライとして回答が返されます。Meta AIは投稿の言語に合わせて応答する設計です。
しかし、機能公開直後から大きな反発が起きています。ユーザーたちはMeta AIアカウントをブロックできないことに気づき、怒りの声が広がりました。Engadgetの報道によると「Users cannot block Meta AI」がThreads上でトレンド入りし、100万件以上の投稿が寄せられたとされています。
ブロックを試みたユーザーからはエラーが報告されており、ブロック機能自体が意図的に無効化されていると見られます。Meta広報担当者は「テスト中はMeta AI体験を管理できる」と述べ、ミュートや「興味なし」オプション、リプライの非表示といった代替手段を案内しました。ただし、ブロック不可の理由については明確な説明がなく、ユーザーの不満は収まっていません。
Grokが過去にヒトラーを称賛する投稿を生成した問題を踏まえると、AIチャットボットの高い可視性にはリスクが伴います。Meta AIにはGrokより強力なセーフガードがあるとされますが、同様の問題が起きるかは未知数です。Metaは初期フィードバックから学び、拡大前に改善を続けるとしています。