著名写真コンテストがAI画像の規定を明文化

禁止されるAI利用

生成AI画像は全面禁止
生成的塗りつぶし加工も失格対象
スマホのHDR・ポートレート不可
AI拡大ツールも使用禁止

許容されるAI利用

画像全体を大きく変えない補正は可
新情報の追加や削除がない範囲
カメラ撮影が大前提
スマホは標準撮影モードのみ
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世界的に権威ある写真コンテストが、AI生成画像AI加工ツールに関する詳細なルールを公表しました。応募作品はすべてカメラで撮影されたものに限定され、合成画像やAI生成画像は一切認められません。ポストプロダクションでの生成的塗りつぶし(ジェネレーティブフィル)の使用も自動的に失格となります。

スマートフォンで撮影した写真は標準撮影モードに限り応募可能です。HDRやポートレートモード、クリエイティブライティング効果、パノラマモードで撮影された作品は応募資格を失います。コンテストは「写真とは何か」という根本的な問いに対し、カメラによる光学的記録という原点に立ち返る姿勢を示しています。

一方で、AIを活用したスマートツールや補正ツールの使用は一定の条件下で認められています。条件は、画像全体に大幅な変更を加えないこと、新しい情報を追加しないこと、カメラが捉えた情報を削除しないことの3点です。

ただし、Adobe Super ResolutionやTopaz Photo AIなどAI拡大・シャープ化ツールは明確に禁止されています。これらは生成AIモデルに基づいて新情報を導入する仕組みであるため、コンテストの趣旨に反するとされました。写真業界におけるAI利用の線引きとして、今後の業界標準に影響を与える可能性があります。