GitHubがステータスページを刷新、障害分類を3段階に

3段階の障害分類を導入

Degraded Performanceを新設
Partial OutageとMajor Outageに加え3段階化
軽微な障害の過大報告を解消
サービス稼働率を90日分公開

Copilotの障害報告を分離

AIモデルプロバイダー専用コンポーネント追加
モデル単体障害をCopilot全体と区別
代替モデル選択で影響を最小化
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GitHubは2026年4月17日、開発者向けステータスページの大幅な改善を発表しました。数百万の開発者が利用するプラットフォームとして、障害発生時のコミュニケーション精度を高めることが目的です。今回の変更は「透明性・正確性・迅速性」を指針として、3つの改善が導入されます。

最大の変更点は、インシデントの重大度分類にDegraded Performance(性能低下)という新しい状態を追加したことです。これまでは軽微なサービス低下でもPartial Outage(部分停止)と分類されていたため、実際の影響よりも深刻に見える問題がありました。新しい3段階分類により、レイテンシ上昇や一部リクエストへの断続的エラーといった軽度の問題を正確に伝えられるようになります。

また、各サービスごとの過去90日間の稼働率がステータスページ上で公開されます。稼働率の算出にはインシデントの件数・重大度・期間が反映され、Major Outageは全時間、Partial Outageは30%の重み付け、Degraded Performanceは稼働率に影響しない設計です。

さらに、Copilot AIモデルプロバイダーを独立したコンポーネントとして新設しました。従来は特定のAIモデルに障害が発生した場合でもCopilot全体の障害として報告されていましたが、今後はモデル単位での報告に切り替わります。Copilot ChatやCopilotクラウドエージェントでは複数モデルに対応しているため、1つのモデルが使えなくても代替モデルへの切り替えで業務を継続できます。