Gemini、プロジェクト整理用ノートブック機能追加
新機能の概要
トピック別に情報集約
ファイルや過去会話を保存
カスタム指示も参照可能
出典:The Verge
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Googleは4月9日、対話型AI「Gemini」にノートブック機能を追加すると発表しました。特定のトピックに関連するファイル、過去の会話、カスタム指示を一つの場所にまとめ、Geminiがそれらを文脈として参照しながら対話できる仕組みです。まずはウェブ版から提供が始まります。
新機能はOpenAIの「ChatGPT Projects」に近い発想で設計されています。2024年末に登場したProjectsと同様、関連資料やチャットをトピック単位で一元管理でき、散らばりがちなプロジェクト情報を整理しやすくする狙いがあります。Googleはノートブックを「Google製品間で共有される個人の知識ベース」と位置づけています。
注目すべきは、GeminiのノートブックがAI研究ツール「NotebookLM」と同期する点です。片方のアプリで追加したソースは自動的にもう一方にも表示されるため、調査から対話までを切れ目なく行えます。既存のNotebookLM利用者にとって移行コストは低く、業務での活用範囲が広がるでしょう。
提供は段階的に進みます。今週中にウェブ版でAI Ultra・Pro・Plusの有料プラン加入者に展開され、モバイル版や無料ユーザー向けには「数週間以内」に拡大される予定です。ビジネス利用ではまず有料プランで試し、運用定着を見極めるのが現実的です。
経営者やエンジニアにとって、プロジェクトごとの資料と対話を一元化できる環境は、生産性向上に直結します。ChatGPT Projectsとの機能競争は、業務での生成AI活用をさらに加速させる契機となりそうです。