MIT、ハードテック支援START.nanoに16社が新規参加
出典:MIT News
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MIT.nanoは2025年に16社のスタートアップが同組織のアクセラレータープログラム「START.nano」に新規参加したと発表しました。これは前年の新規参加数から2倍以上に増加した数字です。同プログラムはハードテック分野のイノベーションを市場に届けることを目的としており、MIT.nanoの共有施設の割引利用やMITのイノベーションエコシステムへのアクセスを提供しています。
新規参加の16社は、医療、気候変動、エネルギー、半導体、新素材、量子コンピューティングといった幅広い領域で課題解決に取り組んでいます。たとえばAcorn Geneticsはポータブルな遺伝子解析デバイスを、Quantum FormaticsはAIを活用した超伝導体発見の加速を、Vertical Semiconductorは高電圧・高効率のGaN半導体の商用化をそれぞれ目指しています。
2021年に開始されたSTART.nanoは、ハードテックスタートアップの生存率向上を目標に掲げています。施設利用だけでなく、MIT主催カンファレンスでの展示機会や、新設されたPITCH.nanoコンペティションへの参加など、事業成長を後押しする場を提供しています。
MIT関係者でなくても参加は可能ですが、新規16社のうち5社はMIT卒業生が率いており、さらに3社がMIT関連の企業です。プログラム全体では参加企業の49%がMIT卒業生による設立となっています。現在、START.nanoは累計32社以上が参加し、11社がプロトタイピング段階を超えて卒業、一部は商用化に至っています。