Google、ブラジル森林保護へ高精度衛星地図を公開

Google画像ブラジル提携

衛星地図の概要

ブラジル政府とGoogleが共同開発
2000年代初頭の森林状況を記録
従来比6倍の高解像度を実現
Google EarthとEarth Engineで公開

森林保護への活用

違法伐採地域の正確な特定が可能に
地方当局の進捗測定を支援
過去の森林減少の定量的把握を実現

技術的な特徴

数千枚の歴史的衛星画像を処理
雲の除去と色補正を自動化
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Googleブラジル政府と提携し、同国の森林保護を支援するため、2000年代初頭の国土を高精細に記録した初の衛星画像地図を作成・公開しました。データはGoogle EarthおよびEarth Engineで誰でも利用可能です。

2000年代初頭のブラジルでは記録的な森林破壊が進行し、生物多様性の喪失や気温上昇といった深刻な環境問題を引き起こしていました。今回の地図はこの時期のスナップショットとして、保護活動の基準点となります。

地図の作成にあたり、Googleは数千枚の歴史的衛星画像を処理し、雲の除去や色補正を実施しました。その結果、従来利用可能だった画像と比較して最大6倍の精度を実現し、森林の詳細な区画を初めて可視化できるようになりました。

この高精度データにより、地方当局は森林伐採が発生した正確な場所を把握できるようになります。これまで不可能だった方法で保護の進捗を追跡し、具体的な対策を講じることが可能になります。

作成されたデータはオープンデータとして公開されており、研究者や政策立案者を含むすべての人が活用できます。AI・衛星技術を環境保全に応用する取り組みとして、他国の森林管理にも応用が期待されます。